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みどり診療所の健康百科

   
JAハリマが運営するみどり診療所の、山田先生による毎月の健康メモを掲載しています。
皆様の健康づくりの参考にして下さい。
 
(このページに掲載されている内容は、JAハリマ広報誌『あぜみち』に掲載されている「みどりの健康百科」と同様です。)
 

タイトル

タイトル
 
No.247
インフルエンザの話 その①
 
No.246
ためにならない話③
 
No.245
もう少しの我慢です
 
No.244
熱中症にご注意
 
No.243
ためにならない話②
 
No.242
緊急熱中症警報!!
 
No.241
ためにならない話①
 
No.240
花粉・アレルギーの話 其の2
 
No.239
花粉症アレルギーの話
 
No.238 
インフルエンザがまだ流行っています
 
No.237
アルコールの話
   
247 インフルエンザの話 その① (2015.11)
   インフルエンザウイルス、その遺伝子は突然変異を頻繁に起こします。有史時代になって最も頻繁に世界的流行する感染症です。日本の史書にも広く流行する咳病として記載されています。
 最近の流行からは、あの2009年春に始まった新型インフルエンザ(今はH1N1豚インフルエンザと言っています)、そして1980年代のソ連風邪、1960年代の香港風邪、さらに遡って、アジア風邪、そして、世界で数千万人がなくなったというスペイン風邪。すべてインフルエンザです。A型についてはH1N1からH9N5まで亜型を含めてすでに百種類以上のインフルエンザウイルスが確認されています。
 最近はデング熱、エボラ熱、MARS、SARSに隠れてしまいましたが、インフルエンザも怖い病気の一つなのです。ただしこの中では唯一ワクチンが開発されています。今年からのワクチンの特徴を言う前に、昨年度B型インフルエンザが大流行したことは皆さんの記憶に新しいものです。実は2種類のB型ウイルスが流行っていたのです。
 今年のワクチンはA型2種類、そしてB型も2種類合わせて4種類のウイルスに対応しています。確かにインフルエンザワクチンは当たり外れがあります。が、ワクチンをした集団はワクチンをしなかった集団よりインフルエンザに罹りにくいことも事実なのです。
 
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246 ためにならない話③ (2015.10)
   読者の皆さんは天気予報番組などでもうご存じかもしれませんが、冷たい空気と暖かい空気はどちらが重たいでしょう。そうです。日本の上空に寒気がやってくるとそれは地上に降りてきて地表面を冷やします。つまり、冷たい空気が重たいのです。
 それでは、本題に入ります。さて、湿った空気と乾いた空気ではどちらが重いでしょうか?もちろん湿った空気というのは霧や雲のような小さな水滴が含まれるものではありません。あくまで透明な気体です。湿った空気というのは水蒸気を多く含んだ空気という意味です。
 今回はとても難しい話ですので先に答えを言います。乾いた空気の方が重たいのです。たとえば、ここに乾いた全部が空気の気体が1リットルあります。その空気に最大0.2リットルの水蒸気が溶けるとします。すると湿度100%の気体は水蒸気0.2リットル、空気0.8リットル合わせて1リットルの気体が湿度100%の空気となります。話がわかる皆さんはそれでは水蒸気0.1リットルと空気0.9リットルでは??湿度50%の空気になるとお分かりになりますね。ところで水蒸気1リットルは0.8グラム。0.1リットルは0.08グラム。空気1リットルは1.3グラムです。計算は省略しますが、湿度100%の気体1リットルは1.24グラム。湿度50%の空気の重さは1.25グラム。つまり乾いた空気の方が重たかったのです。    
    おそまつ。
 
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245 もう少しの我慢です (2015.9)
   暦の上では中秋を過ぎても、まだまだ暑い日が続きます。例年の気温の変化は8月15日頃から、夜間の気温が下がり平均気温が下がっていきます。最近で最も暑かった平成25年の夏は9月最初の数日間の最高気温が35度前後となり、高齢の方はこたえました。今年の夏は8月10日まで35度前後の気温が続きましたが、その後は最高気温も平均気温も順調に下がっています。そして、9月1日の豪雨で、地面が冷やされ日中もしのぎやすくなりました。
 日本の夏は、高温多湿を特徴としています。それは正倉院が高床作りで地面からの湿気から逃れるように建てられていることに明らかです。そう、2000年以上前から日本の夏はムシムシと暑かったのです。本州の日本家屋は夏をしのぎやすいように作られています。しかしながら、日本の夏の気温は相当高くなっています。東西南北の窓を開けて、風通しを良くしているから大丈夫とは言えません。窓から入って来る風が35度なのです。
 そんな時は迷わず冷房をつけて下さい。
 もう少しの我慢で涼しくなります。そして、寒くなります。
 
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244 熱中症にご注意 (2015.8)
   7月終わりの日曜日、典型的な熱中症を診ました。患者さんは40歳女性、大阪から当地に遊びに来ていた方でした。自動車で来られましたが、トイレ休憩の回数を減らそうと朝から水分を少し控えられ、日中のカンカン照りの下、屋根型テントを張ってバーベキューを楽しんでおられました。午後、急に気分が悪くなり、みどり診療所に連絡され、受診されました。処置室の冷房を少し強めにし、氷枕をし、額を冷やしながら、750ml点滴をしました。約2時間後スッキリして帰って行かれました。
 熱中症とは高温多湿の環境で生じる急性循環不全のことを言います。多くの場合、体温の上昇とともに、多量の発汗で循環血液量が少なくなり、血圧が維持できなくなります。全身の水分が少なくなっているので、唇はペリペリになり、口中はカラカラになっています。皮膚の張りが無くなり、小さな皺がよっていることもあります。つまり乾いているのです。干物と同じようなものです。
 予防は暑いところには出ないことです。そして冷房をお勧めします。訪問診療で各ご家庭を往診しますが、東西南北の窓を開けて室内外の空気を入れ替えるのは良いことなのですが、外気がもはや35℃に達しようとしています。これでは換気の意味がありません。早めに冷房してください。
 まずは、十分な水分をとること、そして冷やすことが大切なのです。
 
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243 ためにならない話② (2015.7)
   知っていても役に立つとは思えないお話です。
 右投手(オーソドックス)の投げるスライダーと、左投手(サウスポー)の投げるスライダーではどちらが曲がるのでしょうか?
 現在、野球評論家として有名な松井秀喜さんが巨人軍で4番に座りホームランをガンガン打っていた頃。野球好きの人なら覚えているでしょう。甲子園球場で9回、二死満塁で4番松井の登場です。タイガースの中村監督がピッチャーズマウンドに上がり、アンパイアーに投手交代を告げます。投手の名前は遠山。サウスポーで左打者から見れば、外角に逃げるスライダーが得意な投手です。そして‥アンパイアーの右手が挙がり、空振り三振、試合終了!懐かしい場面です。(巨人ファンの方ごめんなさい。)
 そうなんです。左ピッチャーのスライダーの方が曲がるのです。地球は自転していることは以前に申しました。その影響で、北半球では物体が移動すると、コリオリの力(見かけだけのものです)というものが働き右に曲がっていくのです。例えば、お風呂の栓を抜くと、渦を巻きます。シャボンの泡を浮かべると右方向に曲がりながら渦の中心に向かっていきます。
 ただし、ここからが大切な話です。マウンドから捕手まで、18.44メートルです。投げたボールがミットに収まるまで、その間に右方向に移動する距離は0.1mmもありません。つまり、実際には左右どちらのピッチャーが投げても曲がるものは曲がり、曲がらないものは曲がらないのです。
 お粗末。
 
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242 緊急熱中症警報!! (2015.6)
   5月の25日頃より熱中症の方が急に増えています。気象庁のアメダスデータでは5月終わりの平均気温は21度を超え、最高気温は30度を超えていました。私たちの体は、急激な環境変化にはついて行けません。体調を乱す方が多かったように思います。つまりは、熱中症が早くから発生しています。
 普通、5月から7月にかけて気温はゆっくり上昇し、8月頃に最も暑くなります。今年は一気に暑くなっており、暑さになじむ期間がありません。特に高齢の方は熱に順応するのが遅く、熱中症になりがちです。人間の体は夏でも冬でもエネルギーを消費しながら発熱しています。冬は気温が低いので放熱できるのですが、気温の高い夏は、十分に放熱できず、熱中症になってしまいます。
 どんな病気でも予防が一番です。熱中症の予防は
1、日射の強くなる午後は外に出ないことです。
2、屋内にいても室温が28℃を超えれば、エアコンをつけるか、涼しい部屋に移動しましょう。
3、そして、水分を十分とりましょう。
 熱中症は、体温上昇と水分塩分不足による急性の循環障害です。水分と若干の塩分をとり、体を適宜冷ましておけば十分予防できるのです。
 
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241 ためにならない話① (2015.5)
   講演会などで、聴衆の皆さんに聞きました。「春分から秋分までと、秋分から翌年の春分までどちらが長いでしょう。そして、夏と冬はどちらが長いでしょう」。歌手の森進一さんは北海道襟裳岬の冬は長いと歌っています。そして、北陸地方の冬もどんより曇り長いと言います。沖縄では、5月に海開きがあり、長い夏が始まります。そして、この地球上で一日の日照量が最も多い場所とその時期はどこでいつ頃でしょう。
 実は、春分から秋分までは187日、秋分から翌春分までは178日です。そして、夏(立夏から立秋まで)は94日あり、冬(立冬から翌年の立春まで)は89日です。
 地球は太陽の周りを回っていると、かのコペルニクスはローマ教会から迫害を受けながら、それでも地球は回ると言ったのは有名な話です。それより二千年以上も前に中国では、地球が最も太陽に近づく時を冬至とし、最も太陽から離れる時を夏至とし暦を組み立てていました。これは、地球の軌道は楕円だからです(中学生の子供さんお孫さんに聞いてください)。
 答えは、夏が冬より5日長いが、多分正解でしょう。そして、太陽エネルギーを最も受けるのは、冬至の南極点なのです。
 知っていても、何の役にも立たない話でした。次回もお楽しみに
 
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240 花粉・アレルギーの話 其の2 (2015.4)
   以前NHKテレビでスギ花粉症の特集を放送しました。スギ花粉は、鼻や眼の粘膜にくっつくと粘膜内に根を伸ばすように発芽します。その根のようなところに一部の白血球が集まり化学物質を出します。それは、ヒスタミン、インターロイキンなどと呼ばれるもので周囲の血管に作用します。毛細血管が拡張し、血液の液体成分の一部が周辺に漏れ出します。これが、粘膜の充血、そして粘膜のむくみを生じ、粘液が多量に分泌されるようになります。平たく言うと眼が赤くなり、涙が出て、鼻が詰まり、鼻水が垂れます。そしてのどがイガイガし咳が出たりするのです。
 花粉症というのは、スギ、ヒノキ、その他の植物の花粉などに対するアレルギー反応のことを言います。実はアレルギー反応を起こすのは花粉だけではありません。ホコリ、犬、猫の毛や一部のカビに対しても起こるのです。
 セイケツの国日本ではバイ菌が少なくなりました。あたりを見れば、抗菌処理を施したものばかりです。私たちが、自分の体を細菌やウイルスから守るために持っていた免疫の力が行き場を失い、変な反応になったのが、花粉症なのです。
 
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239 花粉症アレルギーの話 (2015.3)
   杉花粉まっただ中です。実は私も昨年3月頃よりアレルギー性鼻炎に悩まされています。田んぼの畦の草刈りの後の、あの青臭い匂いの後、連発のくしゃみ鼻詰まりで大変なことになるのです 。花粉症がかさなると、血液に特殊な変化が起こり、IgEというタンパクが増え、白血球のうち好酸球という種類が増えてきます。これは、数十年前まだ回虫や真田虫の頑強な頃のデータとよく似ています。
 つまり、アレルギー症状の血液データと、寄生虫症の血液データが非常によくにているのです。
2000年以上の昔から人間は米や雑穀、野菜、肉などを食べてきました。そして、不衛生の名の下に様々な寄生虫と共存してきました。当時 O-157病原大腸菌食中毒、ノロウィルス食中毒などありませんでした。しばらくこのことについて考えてみましょう。
 
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238 インフルエンザがまだ流行っています (2015.2)
   平成26年11月にはインフルエンザの流行は全国的には警戒レベルを超えていました。宍粟市では12月半ばまで単発的に発生する程度でした。が、12月20日を過ぎてから集中豪雨のように、A型インフルエンザがやってきました。みどり診療所でもクリスマスイブに大勢の患者さんが来られました。12月29日、みどり診療所の最終診察日でした。午前中に約20人。インフルエンザ検査が陽性でした。検査判定まで約10分。治療薬吸入指導、説明に約5分。その間、延べ300分、私もインフルエンザウイルスに暴露されていました。
 11月、12月初めにワクチンを注射し、インフルエンザを疑わせる患者さんには別室でマスク、手袋をして検査診察にあたるようにし、十分注意していましたが、29日夜、全身にゾクゾクする感じが起き、翌30日、自分で検査してみました。案の定、インフルエンザに感染していました。皆さんに指導するのと同じく、3日間引き籠り安静にしていたのでした。その間、急患をお断りし当番医受診をお願いせざるを得ませんでした。申し訳ありませんでした。
 今回のインフルエンザは感染力が強く、家族みんな罹ってしまったり、また、高齢の方、慢性病を持った方では重症化することがありました。印象ですが、5年前に流行ったあの新型インフルエンザより厳しいと思いました。
 2月半ばを過ぎ暦の上では春ですが、まだまだご注意を!
 手洗い、うがい、咳エチケット続けて下さい。
 
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237 アルコールの話 (2014.12)
   師走12月も半ばを過ぎ、忘年会のシーズンになりました。毎年この時期には飲酒運転が増えます。よくお酒を飲んだ後、醒ましてから自動車を運転して帰るなどと言う人がいます。そんなことはできるのでしょうか?いえ、できません。これが答えです。
 肝臓は、胃腸で消化分解されたブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸などを吸収し、多糖類やたんぱく質などに再合成しています。アルコール(エタノール)はもともとが単純な物質で、分子式で書けばC2H6O、分子量は46で、それは胃から吸収され始め、小腸前半で吸収されてしまいます。つまり、飲み始めてすぐに吸収され始めるのです。
 ところで、肝臓はアルコールを分解して、熱エネルギーに変えてしまうのですが、そのスピードは大体1時間に6gほどで個人差はあまりないようです。
 日本酒一合には約27gのアルコールが含まれます。それが代謝される時間は27÷6=4.5時間となります。日本酒二合飲めば、醒めるのに9時間かかることになります。同じようにビール中瓶2本飲んでも、醒めるのに約9時間かかります。
 宵の口に一杯飲んでも醒めるのは翌日早朝です。
 忘年会帰りに自動車を運転することは罪悪です。醒ましたつもりでも、決して醒めてはいません。
 改めて、飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!です。
 
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